自分がやるべきと思えることを集中してやるべきだという話
いろいろな悩みを同時に抱えていると、やるべき事を見失いがちです。ここ2週間ばかりそのような感じでした。
2週間前は、コンテンツ作成やWebサイトのデザイン・レイアウト決めを行っていたのですが、まぁ自分にはデザインの才能というか今の所の実力が無いなと実感しています。UI/UXとして、また全ての端末で見やすいという意味で論理的なデザインは出来ていると思っているのですが、見栄えの部分、観る人の心に訴える部分が、何度試行錯誤しても納得が行かなかったりします。ひとまずそこは決め打ちして、コンテンツを入れていくと、あぁこのレイアウトでこのデザインで間違ってないなと思えるのですが、もやもやした気持ちがそのまま残っていて、もっと良く出来るはず、もっともっと…と思ってしまうのです。とはいえ、納期があり、自分にとってはおそらくこれが限界なのかなとも思えるところが悔しいところです。
コンテンツの作成をしていると、ふとコードを書きたくなります。徹夜してコンテンツを作成していて、そのような欲求に襲われて、paizaの問題とかを解き始めると、まぁ頭が回らず簡単なミスをしてダメなコードを提出することになります。やはり徹夜はよろしくないと毎度実感します。
自分は何がしたいのか。何をしていきたいのかをずっと考えています。広告の作成がしたいのかといわれればそんなことは無く、やはりコードを書いていきたいのかなとも思います。広告だろうがコードだろうがそれが社会のために誰かのためになるのであれば、それに携わりたいのかなとも思います。どうも自分の気持ちがはっきりせず、やりたいことを出来ている自覚もなく、ずっともやもやしていて、他のことがおろそかになったりもし、やる気を失うこともあります。疲労もあると思いますが、そういう風にもやもやしていると休むことも出来ず、期限が迫った仕事を眠ること無く取り組んで、見直して修正して、というサイクルに入ります。
今日(というかもう昨日ですが)は、そんな状態もあり、休みにしました。なんとはなしに、ぼーっと昔の仕事の時にGoogle Keepに残したメモ類を見返して整理していました。
その中に、
「不安定だったり甘えたがるのは疲れているからでもストレスが溜まっているからでもない。自分がやるべきと思うことをやっていないからだ。」
というメモがあり、すこーんと脳に響く感じがありました。このメモは、前向きなものでもなんでもなく、組織的にやるべき事が出来なかった自分の置かれた状況に対する愚痴というか戒めだったのですが、今の私にはまったく違う意味で自分への戒めというか、自分の本質を突いてやる気を奮い立たせる言葉に思えました。
やりたいやりたくない、やる気がするしないではなくて、その時その時本当にやるべきことをまず詰めること。それがやる気を出し、仕事に集中するために必要だと言うことです。これは、GTDの基本でもあり、忘れていました。ただ単にタスクの洗い出しをして、それをこなしていましたが、それではダメなのです。心の中の靄を晴らす必要があります。そうでなくては、目の前のことに集中できないのです。
明日は所定の仕事がありますが、それらをこなしつつ心の中の靄を晴らすことに注力したいと思っています。
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