k-tanakaのエンジニア日記

Changing合同会社を設立しての仕事・生活、エンジニアとしてのブログ

ここ十数日、なかなか眠れません

ここ十数日、なかなか眠れない日々が続いています。今日もこんな時間まで寝付けないでいます。

やるべき仕事があって忙しいのはその通りなのですが、眠りにつけないのは、それだけではないことにさっき気付きました。一度、ブログにまとめて吐き出しておこうと思って、ベッドから出てきてこのエントリーを書いています。

 

眠りにつこうとする時、何か不安でたまりません。そんなときに思ってしまうのです。

「なぜもっと貯金をしておかなかった」「なぜもっとちゃんと計算して起業しなかった」「週末起業がよかったのでは」

 

起業したことについては、散々考えて、あの時に今の自分が戻っても同じ結論になります。そう考え直して、いつもそれで納得します。結論ではなく、お金が無いことへの不安があるのだと思います。現在は受託開発をしていますが、それが続くとも思えませんし、そもそも受託開発がしたくて起業したわけじゃありません。でもだからといって、立ち上げようとしているサービスが、イケるともマネタイズ出来るとも分かりません。それら経験が全てプラスになることは分かっていますが、たぶん、また挫折するのが怖いのです。覚悟したはずなのに。

 

また、寝る前は、現在作業中の仕事について、こうしなきゃああしなきゃというのが浮かんできます。実際に整理されて浮かぶので、良いアイデアや良い整理のされ方をした道筋も浮かびます。忘れそうでかつとても重要そうなものはスマホにメモします。

たぶんこう思っているのです。「明日の自分は今日のことは忘れていて手間取るのではないか」「もっと効率的に出来るはずだ」「今日はもっと効率化出来たのでは」「なぜもっと長めに納期を取らなかった」「あの部分が上手くいかないのはなぜだ。何か見落としてる。」「終わるのか。いや終わる。ほんとに終わるのかな。」

 

納期については十分なはずです。明日はまとめて事務処理を行う予定なので、その際に残タスクの全洗い出しを行います。それでかなりすっきりすると思います。でも、一番最初に全行程を書き出すべきでした。ここは驕りでしょう。いえ、実際頭に思い描いた通りであればもう終わっていたのですが、予定外のことは起こりますし、自分も言うことを聞いてくれません。だから、最初に実際に頭のなかだけでもコードを全部書いて、全部工程表に落とし込む時間を取らなければダメだと分かりました。その時間は無駄だと驕っていたのですが、全体として見れば、そして自分も自分を完璧にコントロールできないという純然たる事実に照らしてみれば、とても重要なことだと分かりました。

日々集中していないかと言えば、眠れていないので、その点は問題ですが、きちんと集中出来ています。ここ数日は、Togglによるトラッキングによると毎日10時間は集中して机に向かっています。もっと出来そうですが、悪くはありません。集中してやるということを考えると多いとも言えます。

 

以前から、自己啓発本や仕事術の本などを読みあさってきていました。理屈では分かっていて、実際に実践して分かっていることと、人から話を聞いたり、他人の仕事や会話を見て分かったりする間接的なことと、理解の程度に差はあれ、多くのことを理解していたつもりでした。

ただ、いざ一人で代表としてやってみると、分かってなかったことを理解すると同時に、実際に生々しく分かることが多いです。「納期は甘くとらない」「自分はそのままでは完璧にコントロールできない」「仕事をしている時間ではなく、いかに集中するか」「睡眠が大事」などの、自己と仕事をいかにコントロールして生産性を上げるかということについてです。

そういえば、以前はそうでもなかったけども有用だと感じるツールに、上述もしたTogglなどのタスク時間トラッキングツールがとても良いです。自己管理と、自分が今何をしているか、自分がどれだけがんばったか or サボっているかが分かります。それはやる気と集中に繋がります。「すべては集中だ」なんて言葉もどこかに書いてあった気がしますが、まさに、と感じています。

 

結局、恐怖と自分への疑問や猜疑心に苛まれていて、眠れないのです。

 

怖い。今の生活や、自分のプライド、お金、信頼、評価、その全てを失う気がして。

でも、どれも別にたいしたものじゃない。そう知っていたはずなのに、今の起業してからの生活、毎日自分の好きな勉強と仕事を、起きてから寝るまでの間ずっとやるという生活の幸せを知ったからなのか。現実にお金が減って不安になったのか。将来を考えて不安になるのか。

 

起業しようと思ったとき、そこまで前向きじゃ無く、仕方なくの側面も大きく、「ダメなら野垂れ死ねば良い」と思っていて。今でもそう思うところがある。でも、それは覚悟としてなら良いけど、自棄や現実逃避としてならダメだ。当時はそうだったような気もする。もう一度考えて、それを覚悟に変えないといけないのかもしれない。

 

不安も恐怖も自分への猜疑心もある。それは分かった。

でも、結局、それはどうしようも無い。

 

だから、今やるべき事は何かを考えないと行けない。

明日はそういう日にしよう。結局はそれが一番効率的だと、今は生々しく分かる。

 

忙しくて、また自分の心を殺さないといけないことばかりで、以前は死んでた自分の感覚が、仕事を辞めて、やっと全部蘇った気がする。弱気になるのも、自分への自身の揺らぎも、戻ってきた。でも、それは挑戦しているからだ。自分が知らない領域へ踏み出しているからだ。結果は分からない。でも、それが、社名につけた「Changing」変わり続けるというのにもふさわしい。

 

おォ、綺麗にまとまった。

…お茶のんで寝よう。

 

 

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